契約のかわりに…
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保険外交員をやってる嫁。
小さな開業医のところに追加のプランに入ってもらうよう営業に行った。
既に家族も含めて何口か契約してもらってるから面識はあって、電話でアポとったら
「昼休みに診療所に来てほしい」
と言われた。
時間どおりに行くと医師は診察室で書類整理してて、そこで話することになったんだけど、たまたま嫁が風邪ひいてて咳や鼻水があったから
「病院行った?今診てあげようか?」
と言われ、断るわけにもいかず診察を受けることになった。
看護婦はいなくて医者と二人きり。
しかし大事なお客さんだし医者だし、嫌がるのも変なので素直にブラウスを脱いだ。
最初はブラ着けて聴診器あてられてたんだけど、背中の音を聞きながら
「喘息とかある?」
と聞かれ、嫁は確かに喘息持ちなので、
「そうです」
と答えると
「だいぶ呼吸が荒れてるねえ、ちょっとブラも外してみて」
と淡々と言われた。
嫁は医者に背中を向けたまま一応前を押さえてブラのホックを外し、しばらく息を吸ったり吐いたりさせられながら
「いつぐらいから?咳き込むと辛いでしょ?」
と質問されて受け答えしてたんだが、
「じゃあ、もう一度前向いて」
と言われた。
嫁はブラを手で押さえたまま医者の方を向いたんだけど、医者は聴診器を手に持ったまま無言で待ってる。
何も言わないけど、
「診察するからブラを外せ」
ってことだと嫁は悟ったんだけど、
「ここまできて、やっぱり恥ずかしいから嫌です。」
と言うのも医者を変態扱いしてるみたいになるし、事務的な態度で診察してる医者の無言のプレッシャーに負けて嫁も
「まあ診察だし先生を信頼してるし、私は別に恥ずかしくないですよ」
って顔してブラを外し、乳房を丸出しにして医師にさらけ出した。
医者は丹念に聴診器をあてて時間をかけてじっくりと嫁の呼吸音を聴いた。
一通り聴診器を当てたあとも、胸に微妙に聴診器を当てたままで
「アレルギーは?大きい病気したことは?」
と問診され、嫁は服を着ることもできないで、医者に胸と顔を交互に見られながら答えていた。
嫁も普通の診察じゃなくてセクハラ受けてるんじゃないかと思い始めたけど、医者はそれを察したように
「医者の不養生なんて言葉があるけど、保険屋さんも健康には気を付けなきゃ。今回も新しい保険に入って○○さんとは長い付き合いになるんだし」
と顧客アピールと契約をチラつかせてきた。
嫁も立場上、愛想よく相づちを打ってたら、医者は思い出したように聴診器を動かしだした。
契約をエサにして強気になったのか、今度は少し強めに聴診器を乳房に押し付けたりした。
そして乳房の下側に聴診器をグリグリ押し付けると
「ちょっとごめんね」
と言ってから、乳房が邪魔で聴診器を当てにくいというような感じで、もう片方の手で乳房を掴むとグッと上に持ち上げた。
手を離すときに指先で乳首をなぞられて、セクハラなのをほぼ確信したけど、正直契約のこともあるし、どうしていいかわからず何も言わないでいると今度はもう片方の乳房に手を伸ばしてきた。
同じように片手で乳房を掴んで持ち上げて、もう片手で聴診器をあててたんだけど、嫁が何も言わないから調子に乗ったのか、乳房を持ち上げるだけでなく、上げたり下げたり右や左に動かしたりしながら揉んだり乳首を指に挟んだりしてきた。
「○○さん、子供いるんだよね?乳ガン検診とか受けてる?」
と、今度は乳ガン検診の話題を口実に大胆に揉みながら、
「このへんとか、このへんが要注意だね。あとこうやって変な分泌物とか出ないか確かめて・・・」
と指先で乳首を転がすように弄んだ。
嫁はもう完全に性的な凌辱を受けていることはわかってたんだけど、気が動転して頭が真っ白になってしまって、ますます止めさせるタイミングがわからなくなって
「何でもっと早くにキッパリ断らなかったんだろう」
なんて自問自答するくらい混乱していた。
その間も医者は片手で自由に乳房を弄りながら、もう片手で聴診器をあてて嫁の息が乱れるのを聴いていた。
しかしあくまでも診察を装って、事務的な口調で語りかけながら。
「○○さん、家族のためにも定期的に検診とか受けないとね。」
「ガン検診とかだけじゃなくて具合が悪いときは直ぐに医者に診てもらわないと。」
「なんなら僕がいつでも診てあげるし・・・ほら、ずいぶん乳首硬くなってるよ。気持ちいい?」
その言葉に嫁は我に帰り、飛び退くように医者から離れた。
「はは、ごめんごめん。冗談だって・・・」
「じゃ後で看護婦に処方箋作るように言っとくから」
「今日は保険証ある?じゃ看護婦に渡して。診察料はこっちで処理するから今日はいいよ。」
嫁が服を着てる間に一方的に話すと、インターホンで看護婦を呼んだ。
医者は看護婦に診察室内での仕事を指示して、嫁は看護婦がいるから医者を責めることも気が引けて、そのまま保険の追加プランの説明をして契約書に判をもらった。
それが終わる頃には別の看護婦が処方箋を持ってきて、嫁は受け取って帰ろうとしたんだけど、
「あ、○○さん、家の息子ももうすぐ大学でね。ちゃんとした保険に入れてやろうと思うんだけどまたプラン作って用意してくれる?」
「やっぱり保険は○○さんのところで入りたいしね」
と非礼を謝らないばかりか次の約束まで取り付けた。
次は病院以外の場所で、もっと念入りな診察を受けることになるかもしれない。