妻と学生君(1)
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思いがけず嫁友のお誘いがあって嫁、娘連れて朝から外出中。
嫁子とも同い年の女友と銀座行くんだってさ。
ギリ二十代の女が幼い子連れて行くところじゃないと思うんだけど、まあ俺的にはガッツリ時間もらえて正直に嬉しいっすw。
で、一気にレコーダー聞いたよ。
取り敢えず、しのごの言わずに投下するわ。
タップリ時間あったから一気に書き留めた。
二人が寝室に入ってきてすぐにおっぱじめる毎度のパターンとは違って、普通に話し出してた。
「あと一週間か・・・」
「そう。あと一週間で終わり」
「ん?・・・嫁ちゃん、なんか喜んでない?」
「へへ、バレた?」
「マジで?なんで?」
「なんでって、当たり前じゃん、これが普通なの」
「え・・・いや、だけど喜ぶって酷くね?」
「だってやっとマトモな主婦に戻れるんだもん」
「主婦って・・・」
入ってくるなり真面目な話をする二人。
何となくだけど、学生はあと一週間で終わることは受け入れているみたいだった。
だけどあわよくば続けたい、みたいな。
でもそれを軽くあしらう嫁、という感じで普通に喫茶店とかでするような会話が続いた。
エロトーク一切なし。
「夫婦って、やっぱ強いんだね」
「当たり前じゃん、この人だから、って決めて結婚するんだから」
「そんなに旦那さんの事好きなんだ」
「そうだよ。大好きだよ」
思わずにやける俺。
何故ならそれまで学生を茶化すように返答していた嫁が、このフレーズだけは心が篭っていたような感じで言ってたから。
「結婚てそういうもん?」
「そういうもん。一生一緒にいたい、一緒に歳を取りたいって思える人との出会いって、本当に奇跡だと思う」
「なんかノロケてる?」
「うん、ノロケてる(笑)」
再び茶化すようにウキウキで喋り始める嫁だけど、学生君、軽くため息ついて一言調子に乗って言いやがった。
「そんなに大事な人に嘘ついて俺とやりまくってんのは誰?」
「・・・・・」
一瞬静寂。
普段は本能丸出しで嫁を組み敷いてきた学生君だけど、ピロートークでは幼さが漂う感じで大体嫁のペースだったのに、この一言で強烈に学生君の雄の本能を感じたね、俺は。
やっぱこいつ、一人の成熟した男で、俺にライバル心燃やす雄なんだって。
この一瞬の静寂、多分5秒程度だけど、嫁がどんな表情をしていたのかって想像すると、ちょっと居た堪れなくなった。
けどね、だけど嫁は俺が思っているよりも大人っていうか、場馴れしてるっつうか、一枚上手だった。
女は強い、のか、男が弱い、のか分からんが、思えば今までずっとセックスしている間以外は全て嫁の掌の上で学生は踊らされていたのかもしれないと思ったよ。
「学生君のお陰で、彼が本当に私にとってかけがえのない人なんだって再認識する事ができたんだよ。だから逆に貴方にお礼言わなきゃかもね」
どうよ、これ。
旦那冥利に尽きると言うとおかしいけど、学生の行動行為全てが俺の為だと言わんばかりの嫁の一言。
俺、単純に感動したんだけど。
学生、ぐうの音も出なかったよ。
「学生君の言う通り、旦那に嘘ついてるの、私本当に辛いんだ。最近はさ、携帯ずっと肌身離さず持ってるし・・・」
「普通でしょ?」
「そんな事ないよ。少なくとも夫婦になってからはお互い携帯なんてオープンだったし」
「そんなもんなんだ・・・」
「学生君からメール来るからさ、旦那に知られたくないんだ」
「そっか・・・」
「だから君との関係が終わったら、ちゃんと全て話そうと思ってる、あの人に」
「え?え?・・・何それ、言っちゃうの?旦那さんに?浮気してたって?」
「うん」
「ええ?いや・・・ちょっと、それは・・・まずいでしょ、流石に」
「ほら、それ。今凄く動揺してるでしょ?」
「そりゃ当たり前じゃん」
「そういうところ、何でかな~、可愛いって、思っちゃうんだよな~」
「可愛い?俺が?」
「うん(笑)」
嫁、凄く楽しそうに話してた。
っていうか、おちょくってる感じ。
確か以前嫁が学生に
「浮気がバレたらどうすんの」
って聞いて、学生がへとも思わないというか、超楽観的な反応をしていた事があったから、嫁的には学生が動揺する姿を見て、
「ほら言わんことか」
って感情があるはずなのに、それを可愛いとかに変換させて茶化してしまうところなんか、本当に余裕あるんだと思ってしまった。
「大丈夫だよ、学生君には迷惑かけないから」
「でも・・・」
「だから、本当に君との事はあと一週間で終わりにしたいの。その約束は守ってね」
「・・・はい」
がっくり落ち込む学生を茶化して元気づけようとする嫁という変な構図。
歳が10位離れてると、やっぱこうなっちゃうのかな。
だけど学生も現金つうか、切り替えが早いっつうか、すぐ普段のイケイケの学生に戻ってね、調子に乗ってたわ。
「あと一週間、よろしくお願いします」
「分かったよ。よきにはからえ(笑)」
「てかさ、嫁ちゃん・・・」
「ん?何?最後のお願いとか?」
「うん」
「ん~、まあ言ってみ」
「これから月末まで毎日会ってください、お願いします」
「やっぱそれか(笑)」
「だめ?」
「だめ」
「絶対に?」
「だって土日は旦那のお世話しなきゃだし」
「じゃあ平日。旦那さん仕事中に」
「週二回ね」
「いや、本当にお願いだから」
「いや~、だって私の頭の中、ほぼ一年ぶりに旦那モードっていうか、旦那ラブになっちゃってるんだよね」
「・・・そんなに・・・」
「うん、仕方ないじゃない。だって私はあの人のものだから」
「・・・・・」
「あっ、キャッ!」
学生、ここで嫁を押し倒した。
ベッドの軋みや布団の衣擦れの激しさから、恐らくかなり乱暴に。
だけど嫁は最初こそ
「キャッ」
なんて言ってたけど、それ以降無言。
そして激しい衣擦れに混じっていつもの水音が・・・。
ヌッチャ、ヌチャ、ペチャ、ヌチャ、チュパチュパ、チュッパ、・・・。
「ん、んふぅ・・・」
ジュル、ジュル、ジュルルル、ジュルルルルルルッ!
明らかにディープキスの音。
それに交じる嫁の苦しそうな吐息。
そう言えば嫁、学生のキスが凄く上手だって言ってたよな、と思い出し、まさにそれを今していると思うと一気に欝に。
この水音と衣擦れの音、暫く続いた。
10分以上かな。
途中大きくベッドが軋んだりして、本当に激しかった。
上になったり下になったりしてんのかな、とか思うと欝勃起半端なかった。
そしたらチュッチュッの音がいつの間にジュポッ!みたいな音になってて、ああこれはフェラの音かも、と。
独特の音がするよね、フェラってさ。
カリのところの摩擦で若干空気が入るみたいな。
ジュポッ!ジュポッ!ジュポポッ!じゅるるルッ、みたいな音がこれまた暫く続いてさ、それでついに男が
「気持ちいい~」
て呟いてやっぱキスじゃないと、フェラの音で決定と。
「嫁ちゃん、凄く気持いい・・・」
ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ、ジュッポ・・・・
「ああ、すげ・・・」
ジュルジュル、レロレロ、レロレロ
「きもひ、ひひ?」
「やばい、出そう」
ジュルジュル、ジュッポン!
「もうガチガチだよ?」
ニチョニチョニチョニチョ
「あっ、やばいって、それ」
「大っきい・・・」
「・・・・・」
「ん・・・やん・・・・」
クチュクチュ、ジュル
「あっ、ああっ!」
「お前の、もう濡れすぎ」
「だって・・・ああっ!」
多分クンニだけど、まさかのお前呼ばわりされる嫁。
しかも怒らない嫁。
ついでに勃起が更に激しくなる俺。
「んっ、あっ、んんっ!あっ、そこっ!」
ジュルジュル、ジュルジュルジュル・・・。
「あっ、やんっ!いく・・・・」
あっけなくクンニ?テマン?で軽く一度目のアクメ。
学生はフッと笑うとパリパリ音が。
間違いなくコンドームの袋破く音。
で、有り得ない一言。
「今度もちゃんと付けるからね」
今度もってことは、やっぱ・・・だよな・・・着けなかった事があるって事だよな。
以前の報告でもしたけどさ、これは色々な考え方があってだね。
例えば本当に中出ししている可能性もあれば、生でやったにせよ射精は別で、という事も考えられるわけで。
だけどそもそもそれ自体一回だけなのか複数回あるのか、ってことも考えなけりゃならないよね。
考えてどうすんだって話だけどさ。
まあ色々と頭ゴチャゴチャしたんだけど、嫁に限って避妊を疎かにする事はないと思う。
と言っても説得力がないかもしれないけど、例えばアフターピルとかね。
以前ゴムが破れてた事があってね、翌日一緒に産婦人科行って処方してもらった事があるんだ。
その時アフターピルを何錠かもらってれば、学生に膣内射精を許してしまった時に使用したかもしれないし。
まあどうなんだろうな・・・なんかよく分からん。
嫁は学生のこの一言が聞こえてるのか聞こえていないのか、或いはわざとなのか分からないけど、無反応だった。
で、一度チュチュチュッとキスの音がしたかと思うと、
「おいで」
と可愛い一言。
この声、本当に可愛かった。
だからムカついた、学生野郎に。
ズブズブズブズブズブブブブ~(俺の妄想音)
「あっ、あああああっ!」
「・・・・・」
「ああっ!凄いっ!」
「このまま奥まで、いい?」
「・・・・・」
「・・・・・」
「あっ!ひっ!」
「入った・・・全部、入った」
「んはっ・・・あぐぐっ」
「動く?ねえ、動いていい?」
「だ、だめっ・・・そのまま」
動いて欲しくない嫁の声は、本当に苦しそうだった。
俺とする時には聞いたことが無い嫁の苦しそうな声。
だけど学生に抱かれる時には毎度この苦しそうにもがく声を度々出す。
そんなに苦しいならしなければいいのに、と思うけど、やっぱ結局気持ち良くなっちゃうんだよな・・・赤ちゃん出てくるところだもんね、如何に学生のがデカイからと言って無理な訳がないよな。
そしてここから最近のパターン。
「あっ、やばい・・・やばいやばいやばいっ!」
「・・・・・」
「はあぅっ!・・・くっ・・・」
ポルチオいきを始める嫁。
学生は無言。
じっと嫁がイっているのを見ているかもしれない。
イってる時の嫁の顔って、本当にエロいからな。
「イってる?嫁ちゃん、イってるね」
「んぐ・・・う・・・」
「・・・・・」
「ハァハァハァハァハァハァ・・・」
既に息も絶え絶えの嫁に対し、全く余裕の学生。
さっきまでの二人の立場が完全に逆転してしまった。
「だめっ、ああ、だめだって」
「なんで?気持ちいいんでしょ?」
「そんなに胸強くしたら私、また・・・」
「乳首コリッコリ、勃ちまくってるよ?気持ちいいんでしょ?」
「いやっ!あああっ!ダメッ!ああああああっ!」
「いくの?またイっちゃうの?」
「あああっ、やだっ!いくっ!いくっ・・・いっく・・・」
「嫁ちゃん、手繋ごう?」
ここから凄かった。
恐らく胸揉んだり手を繋いだりしてるだけなのに、殆ど動くことなく連続イキ。
連続というか、イキッ放なしって感じ。
ちょっと心配になる位に嫁の呼吸が乱れていた。
「嫁ちゃん凄い、中も痙攣してる」
「ちょ、お願い・・・ちょっと、無理・・・抜いて」
「ん・・・」
「はぁぁぁん・・・・」
安堵の溜息漏らしながら、呼吸を必死に整えていた。
これを聞いているとセックスってこんなに苦しいものなのか?と思ってしまう。
少なくとも俺たちのセックスだと、お互い気持ち良くなって頂点を極めて、そしてゆったりと抱き合いながら余韻に浸る、って感じなんだけど、ポルチオを覚えてからの二人のセックスって、なんか嫁の側では苦しい方が上回っているような気がする。
だけど、結局日が改まればまた抱き合っているんだから、やっぱ気持ち良いからなんだと思うけど、でもなあ・・・というのがこれを聞いている時の最近の俺の正直な感想。
結局嫁が落ち着いてから「普通」のセックスがいつも始まるんだけどね。