妻と学生君(4)

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こうやって改まって書くのって、ちょっと難しい。

多分時系列に書くのが間違いないんだろうから、俺にとっての最終日、31日の件から書く。

まずこの日帰宅してからベッドのシーツを確認すると見たこともない新しいものに替えてあった。

今までは5~6枚のストックを取り替えていたのに、明らかに真っ新のもの。

それを見て思うところはあったが、嫁にはいつものように接した。

ひょっとして、今夜嫁から話があるかも・・・等々考えると平静の表情が出来ているのか不安になるほど、俺自身動揺していたと思う。

だけど嫁は至っていつもの嫁のまま。

時間はあっという間、あっけないほどに子供が寝る時間になり、嫁は一緒に子供部屋に入っていった。

子供を寝かせながらそのまま嫁も寝てしまう確率は40%。

60%の可能性にかけて俺は内心ドキドキしながら待っていたが、一時間待っても戻ってこず。

マジかよ、と思いつつ、どこか安堵している自分。

だけど何故か、というか、やっぱり勃起していたこの時の俺。

心と身体は別、いや、正直なんだなあ~と思いつつ、なんとそのままソファーで眠ってしまった。

11時過ぎに寝ぼけ眼の嫁に起こされた。

嫁はそのままお先、と言って寝室に行ってしまった。

結局最終日だけど嫁からの話はないんだな、とぼ~っとした頭で考えつつ、次第に目が冴えてくる俺。

ここで歯を磨いたり化粧水を付ける嫁を横目に2CH閲覧。

嫁が寝室に行ったのを確認して書き込みした。

その後俺も爆睡・・・。

そして翌日出先の車中でレコーダーのイヤホンを耳に入れた。

毎度仕事もせずにようやるわ。

我ながら給料泥棒や。

さて、いつもなら期待感とかでフル勃起してしまうのに、この時は不思議なことに勃起していなかった。

ピクリともせず。

パンツの上から中を覗いて見ると、うずくまってぐるぐるにとぐろを巻いていた、超情けない状態。

31日は木曜日。

従前の通り、火木は比較的時間にゆとりがあるはず。

最後の逢瀬には相応しいなあ、と単なる負け惜しみだが無理矢理思うようにした。

何故なら、ドアが開いた瞬間から聞こえるその音声があまりにも卑猥だったから。

「嫁ちゃん・・・・嫁・・・・愛してる」

「私も・・・学生・・・」

入ってくるや否や禁断の言葉を囁き合う二人。

しかもお互い呼び捨てだし。

衣擦れの音と、身体が壁にぶつかる鈍い音が激しく絡み合う二人を連想させる。

まあ最後だもんな~、と再び負け惜しみ。

だけど、

「んふっ・・・」

とか

「はぅっ」

なんて声がキスの水音の合間に漏れ聞こえたりした時、俺は射精しそうな程に瞬間で勃起させてしまっていた。

イヤホンから聞こえる紛れもない嫁のあの時の声。

俺以外の男に身体を許し、性的に高まっていくその声は、俺にとってはトラウマレベルの破壊力だという事を今更ながらに思い知らされた。

チュ・・・チュウゥゥゥ・・・チュッパ!ジュルジュルルル・・・

ドサッ!

「嫁・・・嫁~・・・」

「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」

只管嫁の名前を繰り返す学生。

ベッドのシーツが擦れる音が半端なくて、その合間にジュルジュルと言った下品な水音が部屋中に響き渡っていた。

それは時に二重奏のようにダブって聞こえ、一人だけが相手に施しているのではなく、お互いが相手を愛撫している事を連想させた。

その証拠に、嫁が喘ぎ、そして静かになると今度は学生が呻く。

二重奏の時はどちらも喋らずに下品に愛撫し合う音だけが聞こえた。

「お、俺・・・そんなんされると出ちゃう・・・

「あっ・・・ダメッ・・・私・・・イクッ!」

クンニで気持ち良くされ、フェラで気持ち良くして上げていた嫁が一人でイった。

そしてピリピリとゴムを準備する音が聞こえると、我慢しきれなくなった学生が嫁に襲いかかっていった。

「入れる・・・もう嫁の中に入れるから・・・チュゥゥ、チュッ!チュッ!

「んんふっ・・・チュッ!チュッ!

「あっ・・・熱い・・・」

「んっ!・・・んんんんっ!あああっ!・・・チュッ、チュゥゥ!ジュルル!

挿れながらキス?

キスしながら挿れた?

お互い口が塞がっているのか、まるで格闘するみたいに唾液を吸う音が暫く聞こえていた。

いつもの事ながら、キスの音が一番絶望的になる。

正確には絶望的に興奮して、絶望的に悲観する、みたいな感じ。

二人がどのような体勢で交わっているのか想像できなかったけれど、少なくともいつものように全身くまなくくっつけ合い、唾液を共有し、性器を嵌め合わせているのは間違いなかった。

そしてそう考えるだけで射精しそうになるほど気が遠くなる。

「すごいね・・・がっつり嵌ってる感じする」

「うん・・・」

「これ好きだよね、嫁って」

「うん・・・好き・・・」

「なんで?」

「ん・・・安心感?かな・・・あっ!」

「こうやって抱き合いながらって、いいよね」

「・・・・あっ!そこ、ゆっくり・・・」

「嫁の柔らかい身体、全身でホールド出来るから俺も超好き」

「それにさ・・・あっ・・・」

「それに?」

「学生の・・・」

「ん?俺の?」

ここで一度大きく喘がされる嫁。

そして凄く甘い声でこう言った。

「顔が、近くで見れるからぁ・・・」

すぐにディープキスの音。

これでもかってくらい唾液をすするような激しい水音。

そして苦しそうな嫁の喘ぎ声が唇の隙間から漏れていた。

この間、一切ベッドが軋む事はなく、ポルチオで一気に高まっていったみたい。

「は・・・ん・・・あっ・・あああっ!あああっ!いやっ!いや・・んっ!」

甲高い嫁の声は二度目の絶頂を示していた。

ベッドの上で座位で下から貫かれている嫁を想像し、思わず俺も学生のつもりで自演してしまった。

車の椅子に浅く座り、目の前に嫁の形の良い胸を想像し、そしてぷっくりと膨らんだ乳首を口に含み、両手でふくよかなお尻を指先が食い込む程に鷲掴みにする・・・。

そうすると、触ってもいないのに勃起したペニスがムズムズとしてきたので、慌てて我に帰る俺。

あやうく夢精というか、触らず射精という離れ業を成し遂げてしまいそうになってしまった。

まあ、そんな事は実際にはないだろうけど。

だけど、この時は指一本触れただけで射精できたかも、とは思う。

「あっ!待ってっ!ダメだって!いやんっ!ああっ!ああっ!」

「・・・・・」

「あっ!くるっ!・・・またっ!きちゃうって!」

「・・・・・」

「いく・・・・あっ!・・・・」

「・・・・・」

ここから例のごとく連続イキを始める嫁。

本当に不思議な現象。

全く想像がつかない。

これだけは何度聞いても不思議だ。

できればどんな心境なのか、いつか本人に聞いてみたいと本気で思っている。

が、実際は難しいよな・・・。

四回位短時間でイかされ、エロい喘ぎ声が苦しそうな喘ぎ声に変わったとき、やっと開放された感じ。

「すっごい、びっしょびしょ」

「だって・・・だって・・・」

「ははは・・・うん、可愛い・・・本当に嫁、可愛いいわ」

「・・・・・」

ここでまたキス、キス、キス・・・。

なんなんだってくらい、何度もキスに没頭する二人。

キスが上手いって、そんなに重要な事なのかね・・・。

少なくとも俺は嫁としている時、繋がっている時はあんましない。

俺、チンコに意識集中したいし。そもそも嫁は俺にキスをねだってくる方でもなかったしな。

いい加減、ちょっと怒りを感じながらこの水音を聞いてたわ。

「嫁、可愛いよ、嫁」

「ん・・・いいから、そんなお世辞は」

「お世辞じゃないよ。なんで?どうしてそんな事言うの?」

なんか知らないけど急にムカつき始める学生。

「私、おばさん、だしさ」

「なんだよ、それ。そんな事ないって何回言わせんだよ」

「学生君、なんでそんなに怒るの?」

「だってさ・・・今日が最後なのにさ・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「あれ?涙目?になってる?」

「いや、違うよ・・・」

「学生君たらもう~」

「泣いてないって」

「よしよし」

嫁がふざけた感じで笑いながら学生の事をなだめすかしていた。

たまに見せるこんな仕草が俺を安心させるんだよね。

ちょっとドキっとするような事を言ったりするけどさ、比較的シラフの時のセリフが余裕鑠鑠って感じでさ。

「今日でさ、本当に最後なんだよね?」

「最後だよ。これは何度も言ってるよね」

「あのさ・・・絶対に最後?」

「だからさ、言ったよね?私。覚えてる?」

「あ、ごめん」

「しつこくしたら嫌いになるよ?」

「うん、ごめんなさい」

「分かったならもういいよ」

「うん・・・」

「落ち込むなって」

「そりゃ無理だよ・・・だってさ・・・」

「だからそれ以上言うな」

「あ・・・ごめん」

「ふふふ」

「・・・・・」

「てかさ、学生君、落ち込んでるよね、今」

「・・・・・」

「なのにさ、なんでこんなんなの?」

「え?・・・痛っ」

「めっちゃ硬いままじゃん」

「それはだって・・・」

おちょくり始めた嫁。

もっとヤレ!と思う俺。

車の中で一人変なテンションだけど、勃起はやや萎縮気味。

ちょっと別のこと考えるとすぐ萎縮する俺のペニスはやっぱり学生とは基本性能が違い過ぎるようだ・・・。

けど、形勢逆転はすぐに形勢逆転されるのがこの二人。立場がぐるぐる変わる。

「嫁・・・いい?」

「ん、いいよ、学生・・・」

「・・・・・」

「あ・・・ああんっ!」

つい10秒位前は学生をおちょくっていたのに、あっという間に超エロい声を出す嫁。

デカイチンコって、なんだか全てを壊してしまう。

ギッシギッシとベッドの軋む音が聞こえ始めた。

「嫁・・・嫁・・・」

「あっ!あっ!あっ!あっ!・・・あんっ!あんっ!あ・・・凄っ・・・」

「嫁・・・嫁・・・」

「あっ、いやんっ!そんな奥まで来ちゃ・・・ああんっ!気持ちいいっ!」

「いい?嫁、いい?」

「あんっ!あんっ!凄く気持ちいい!ああんっ!いいっ!気持ちいいんっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!・・・もっと!も、もっと!学生っ!もっと、来て!」

「これ?これ?ああ、俺も気持ちいい・・・」

「あっ!だ、だめっ!それっ・・・ひっ・・・っくぅぅぅっ!」

イキ始める嫁にピストンを継続させる学生。

「ひっ・・・ううっ・・・はあうっ・・・」

みたいに喉を鳴らすだけの嫁とベッドの軋む音が緩やかになった時、学生が淡々と話始めた。

「最後にこないだみたいに・・・・だめ?」

「だめ・・・だよ・・・ハァ、ハァ、ハァ、」

「だって大丈夫なんでしょ?」

「それはそうだけど・・・ハァ、ハァ、そういうのじゃ、なくて」

「ここ、絶対気持ちいいよ?」

「あっ!・・・こらっ!あああ!」

「だめ?」

「焦らすとか・・・ああっ!

「なんでダメなの?」

「学生の・・・貴方のが・・・あんっ・・・」

「俺のが?」

「残るのが、嫌なの・・・ここに!・・・」

「でも大丈夫って」

「あんっ!・・・あ、そういう問題じゃ、ないっ!」

「・・・・・」

「そこは・・・あの場所は・・・あの人だけ・・・」

「・・・・・」

「欲しいって気持ち・・・あの人、以外に、持ちたくない・・・・・」

「俺・・・絶対に、勝てないってこと?」

「あ、当たり前、じゃない・・・ああっ!いや・・・それっ・・・いいっ!ああんっ!」

ここから怒涛のピストン運動。

学生、俺に嫉妬か?とちょっと単純に嬉しくなった。

けど、嫁の発言についてはこの時点で理解しようという気にはならなかった。

頭が回らなくて、というのと深く考えない方が良いのか?というジレンマも正直あった。

「嫁!いくっ!嫁!いくっ!愛してるっ!嫁!」

「私もっ!・・・・い、い、いっくぅぅぅっ!・・・・」

同時に果てる二人。

マジ壊れそうなベッド。

ついでに射精寸前の俺のデリンジャー。

暫く無言の二人。

いつもの通り、呼吸を整えるので精一杯。

嫁はポルチオの連続イキと激ピストンでイカされたのと、絶対に体力限界のはず。

なのに、頼まれてもいないのにお掃除フェラをしていた。

「全然柔らかくならないよ」

「すみません・・・このまま、いいですか?」

「ごめん、無理・・・本当に限界」

「・・・・・」

「ズッポ、ズッポ、グポグポ、ジュポポポ・・・」

「あ・・・すげ・・・」

「ジュルジュル、ジュルル、チュッパ!」

「あれ?・・・あっ、嫁、ちゃん・・・汚いよ、そんなところ・・・」

「チュパ、チュパ、チュルルル・・・」

「やばいっす・・・感激っす・・・やばいっす」

「ジュポジュポジュポジュポジュポジュポ」

「出そう・・・もう出そう」

「ジュポジュポ、ひひよ、ひょうだい、ジュポジュポジュポポポ!」

「嫁!大好きだ!嫁!嫁!・・・飲んで!飲んで!ああああ!」

二発目の濃いのを飲まされていました。

この時、何故か縮こまっていました、俺のペニス。

なんか我ながら興奮するポイントが分からなくなりました・・・。

後で思ったんだけど、これって情緒不安定ってやつ?

嫁はこの後、予想に反して学生を返そうとしていました。

これまでの火木ならもう少し長居できる筈なのに。

毎回4回も5回もする学生君は抵抗していましたけど、また嫁の

「嫌いになる」

発言で甘んじて受け入れていました。

恐らく身支度をしている時の二人の会話。

この時、実にアッケラカンとしている嫁に対して、ジトっと湿気たっぷりに纏わりつくような学生の喋り。

未練タラタラな感じだけど、最後の最後の情けなのか、嫁はイラつく事なく普通に話していた。

「まっすぐお部屋に帰ってね」

「寄るところなんて無いっすよ・・・」

「ほら、ビルの屋上から飛び降りとか、大丈夫?」

「ひどいっす・・・」

「ははは、嘘嘘、冗談だってば」

「・・・・・」

「・・・あのさ・・・本当色々とゴメンネ・・・」

「え?何が?」

「いや、ね、こっちに引き込んじゃったからさ」

「そ、そんなこと無いっす。凄くいい思い出・・・です・・・」

「ありがと・・・へへへ、なんか急に大人になったね」

「・・・・・」

「・・・・・」

「あの、最後に聞いていいっすか?」

「いいよ?」

「怒んないで聞いて欲しいんすけど」

「怒るかもだけど、何?」

「俺の事、ぶっちゃけ少しでも好きだって思ったこと、一度くらいありました?」

「・・・・・ないよ」

「分かりました・・・有難うございました」

「てか、なんでさっきから敬語?」

「すいません、なんか俺、急に色々と意識しちゃって」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・じゃあさ・・・帰ろっか」

「はい・・・」

「あの、学生君・・・」

「はい?」

「最後に、もう一度・・・しよっか・・・キス・・・」

「・・・・・」

そのままドアが締まる音がして無音になった。

一気に虚脱感で身体が重くなる。

車のシートに身体が押し付けられるような息苦しさ。

スッキリなんか全然しない。

だけどこの日を最後にしようという嫁の強い決意みたいなものは感じた。

感じたけど、なんかスッキリしない・・・

と思っていたら、まだ続きがあったんだ。

もう一つのレコーダーについて。

リビングに仕掛けていたレコーダーを早回しで聞いていた。

事に及ぶ前の二人の会話が聞けるかと思って。

だけど呼び鈴と玄関のドアが開く音(リビングでアラーム音がなる作り)を拾った後、そのまま寝室のドアが開く音があったから、リビングでは一切会話がなかったようだった。

だけど最後の方に入っていたそれで、俺はある意味スッキリする事が出来た。

決別するには実に都合の良い結末があったんだ。

時系列的には逢瀬を終えた二人が寝室から出た後の出来事。

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