目の前で妻が痴漢に

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ちょっとスレチかもしれないが、目の前で妻が痴漢に弄られたことがある。

その日、結婚記念日で夜待ち合わせをして食事をした帰り、ほろ酔い気分で自宅に向かう電車の駅に行ったら強風による架線トラブル。

電車は超満員。

二人で抱き合うようにギュウギュウとおしくら饅頭状態だったので、ちょっと調子にのってつまのお尻を触ったりしていた。

でもほんの軽い気持だったのですぐにやめた。

それからしばらくして何気なく妻の顔をみると、さっきより頬はが紅潮している。

さらに俺の胸に顔を埋めるようにして何かに耐えるような表情をしていて、いつなく、色っぽい。

そのうち、俺の腕をギュッとつかんだかと思うと小さくプルッと震えたりもした。

もともと酔うと少し可愛いキャラに変身するタイプなので、そんな妻を愛おしく思いながら、やがて電車は自宅のある駅へ。

改札を出てしばらく、人通りも少なくなったところで、妻が口を開いた。

「もう、周りの人に知られたらどうするの?」

「へ!何が?」

と俺。

「何がじゃないでしょ?この痴漢野郎。もう早く帰って下着取り替えたいよ」

妻の言葉が理解できない俺。

「痴漢ってなんだよ。ちょっとお尻触っただけじゃん」

「どこがちょっとだよ。こっちは声が出ちゃいそうで必死だったんだから」

どうも会話が噛み合わない。

そのうち、ようやく状況が飲み込めた。

実は妻、本当に痴漢にあっていたんだ。

俺がお尻をちょっと触った後、後ろから股間に指が伸びてきて、妻はてっきり俺だと思い、酔った勢いもあって、身体を任せてしまっただと。

「うそ、うそでしょう?ねえ、○○(俺の名)でしょ?」

「ち、違うよ、本当に俺じゃねえよ」

みるみる妻の顔がこわばっていく・・・

その晩、妻はショックで早々にシャワーを浴びて寝てしまった。

(いまだにどんな風に弄られたのからは話してくれない・・)

とんだ結婚記念日だったけど、あのときの妻の色っぽい表情が忘れられず、できれば、もう一度、痴漢に弄らせたいと密かに妄想しているw

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